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ホームページの構成を考える

構成を考えることの重要性

あなたは今、検索エンジンでマイカーの車検を出すために整備工場を探しているとします。当然、車検だけでなく板金塗装・一般整備・中古車販売など様々なサービスを行っている会社が出てくるはずです。
そこであなたは、どこかの会社を選んでその会社のホームページにアクセスすることになるのですが、その選ぶ基準は何かを考えてみる必要があります。
例えば、会社の規模が同程度であれば「車検専門の会社」と「板金塗装や中古車販売などの傍ら車検もやっている会社」のどちらを選ぶでしょうか?
あなたの目的はマイカーの車検なのですから「板金塗装や中古車販売などの傍ら車検もやっている会社」ではなく「車検専門の会社」を選ぶ確率が高いと考えられます。
つまり、名の知れた大手企業ならまだしも知名度の低い企業があれもこれもと商品やサービスのメニューをならべることは、それぞれの専門性を低く見せてしまう結果になりかねないのです。
専門の会社が車検で何ページも割いて詳細に説明しているのに対して、1〜2ページで簡単に説明しようとしても、太刀打ちできないのは当然でしょう。


また、企業のビジネス用ホームページは芸術作品ではありませんので、単にデザインが優れていても意味はありません。
建築などと同じように機能がなければならないのです。
絵画等の芸術作品に機能は必要ありませんが、建築はそこで人間が生活(活動)するための機能が必要であり、その機能があるという前提で芸術的な要素が必要となるのです。
ホームページも同じで、目的によってそれぞれ必要な機能があり、その機能がクリアされた上でデザイン性が必要になるのです。
したがって、ホームページを制作する際にデザインから入るのではなく、必要な機能とそれを可能にするためのページ構成をきちんと考えることが大切なのです。


ホームページの目的を明確にする

ホームページの構成を考えるために制作する目的を明確にすることは非常に重要です。
目的がはっきりしていないと構成も決まりませんしデザイン的にどんなに優れたホームページを作ってもほとんどの場合失敗に終わります。


企業側にとっては、24時間公開しているホームページに消費者が勝手にアクセスして商品を注文して支払までしてもらえればそれほど楽なことはありませんし、現にそうしたことも不可能ではありません。
しかし、それは商品や価格などがインターネットで扱うことにマッチしている場合であって、全てそのように上手くいくとは限らないのです。


例えば、衣料品の場合で考えると、ユニクロに代表されるような低価格でブランドとしてある程度知名度があれば、品質を手にとって確かめる必要もない(ある程度の品質であることは分かっている為)ので、インターネットで販売することは可能でしょう。しかし、高級婦人服など高価な衣類は、素材を確かめたり試着したりする必要があり、インターネットで販売するとなると非常に難しい部類に入ります。
つまり、ユニクロ的な衣類であれば支払までをインターネットで完結させることを目的とすることも可能ですが、高級婦人服などは、お問合せを受け付ける程度が限度で、注文受注や支払までを目的とすると失敗に終わる可能性が高くなります。


もうひとつの例として、レストランを「ぐるなび」等のレストラン検索サイトで探したとします。そして、条件に合うレストランが見つかりました。次に予約ですが、あなたは予約フォームからメールを送信してお店から連絡が来るのを待つでしょうか?
よほど時間があれば別ですが、電話番号が書いてあれば電話するのが普通の行動でしょう。
この場合、予約の受付までをホームページで完結させようとすると、ごく普通の人の発想とは異なる行動を強制するようになり、よほどメリット(ホームページで予約すると20%OFFなど)がない限り思ったとおりに行動してもらうことは出来ないのです。


つまり、企業にとってインターネットは非常に便利でも、消費者にとっては便利な部分と不便な分があるのです。電話で直接店員に説明を求めたり、商品に手を触れて確かめることが大切な場合も多く、顧客の利便性以上に企業の利便性を求めた場合、IT化に失敗する可能性は高くなるのです。


誰を対象にするか

ホームページを誰に見てもらうかを決めなくてはなりません。
対象を誰にするかを明確にしておかないとページの構成やデザインなど全てが中途半端になり、結果として期待した効果を望めないことになります。


消費者・取引先・投資家・就職希望者・関連会社など誰を対象にするのかを明確にし、その重要度や順番をはっきりすることが大切です。
消費者と就職希望者ではホームページにアクセスしてくる目的が異なりますので、それぞれにとって見やすく必要な情報を提供するためには、必要に応じてページを分けなければなりませんし、投資家なども消費者とはまったく別の情報を必要としています。
「アクセスしてくれた人全て」に対応できるような万能なホームページを作ることは不可能で中途半端なものになってしまいますので、できるだけ対象を絞りその対象者にとってどんな情報がどんな順番で見ることが出来たら便利なのかを考えてページを構成する必要があるのです。
その為、必要に応じて投資家向けの会社概要と就職希望者向けの会社概要というように別々に用意することになるのです。


また、アクセスしてくる方の立場ではなく年齢も重要です。
年配の方を対象にしたホームページを作成する場合は、文字の大きさやディスプレイの解像度にも注意が必要となります。年配の方の多くは、ディスプレイの解像度を800×600に設定している場合が多く、1024×768の解像度にあわせたページでは、画面に入りきらないなどの問題が発生します。
一般的な話ですが、同じデザインならば文字を細かくしたほうがすっきりとして見栄えの良いものになり、文字を大きくするとデザイン的にも見栄えが悪くなるのでデザイナーの立場ではあまり大きな文字は使いたくありません。デザインを優先しすぎてしまうと、見る側では非常に見難いページになることもあるので注意が必要です。
ホームページにアクセスしてくる人の立場で常に考えることが大切なのです。


PRしたいことの優先順位を決める

ホームページは、サーバーの容量が大きくなっていることもあり、感覚的には無制限にページを増やすことができてしまいます。
しかし、あれもこれもとページを追加していくと全体のページ構成も複雑になり「サイト内検索」や「サイトマップ」などを用意してもなかなか目的のページにたどり着けないという悪夢のような状況になってしまいます。
そうならないためには、コンビニ感覚、つまり、限られた店舗の中に売れる商品のみを集めるという発想が必要なのです。
何でもページを追加するのではなく、新しいページを追加するときはどこかを削除することができないかを考えることでアクセスのほとんどないページがなくなっていき結果としてアクセスのある有効なページが残るようになるのです。


次にやらなければならないのは、どの場所にどの商品を並べるかということです。
店内には少なくともある程度売れる商品が残っているとしても、その中でも売れる商品と売れない商品を判断し、どの場所のどの棚にならべるかを決めなければなりません。


ホームページでも同じことで、トップページのどの場所にどの商品をレイアウトするかは慎重に検討する必要があるのです。
目玉商品を目立つところにレイアウトするなど、ユーザーの関心を引くための工夫も重要できれいに並べるだけではダメなのです。


これらのことを決定するためにも、PRしたいことの優先順位は決めておく必要があり、それが決まらない中途半端なホームページではせっかくアクセスしてきた人をみすみす逃がしてしまうことになるのです。


分かりやすい構成

物販店の場合で商品の点数も多い場合、顧客を上手く誘導することが必要となります。
例えばデパート(実店舗)には参考になる部分が多くあります。
入り口は、正面玄関以外にも複数用意され、それぞれの入り口とエレベーターやエスカレーターの近くには各階の案内があり、各フロアーには店舗の場所の位置関係がわかりやすいようにレイアウト図があります。その他にトイレやエレベーター、エスカレーターなどのサインが分かりやすく表示され、お客様が迷わないで目的の場所にたどり着けるようになっています。
そして、ここで大切なことは、「必要な場所に必要な案内」を用意するということなのです。
必要のないところに案内を用意しても意味がありませんし、余計な案内は本来必要な案内を発見しにくくしてしまいます。
ホームページも同じことで、そのページを見ている人にとって必要な案内があれば良いのです。全てのページに全てのページのリンクなどは必要ありませんし、必要のないページへのリンクもいらないのです。
そのページにアクセスした方が次にどのページの情報が必要になるのかを想定してできるだけ分かりやすくスムーズに誘導することが大切なのです。
しかし、どんなに案内を工夫しても、迷路のような構成のサイトは、いくら分かりやすく案内を用意したつもりでもなかなかスムーズに顧客を誘導することは出来ないということは説明するまでもないでしょう。


まとめ

当たり前のことですが、ホームページは、ページ構成が複雑になればなるほど保守が大変になります。大企業でさえ何年も前に制作したと思われる古いページがそのままになっていたりするのを見かけます。誰もアクセスしなくなった古いページを残しておいても何の意味もなく、企業のイメージダウンにもなりかねません。
そう考えると、古いページはどんどん削除し、スリムなサイトにするほうが保守も楽になりますし、企業のイメージをダウンさせる心配もなく、アクセスした消費者にとっても目的に到達しやすいサイトとなるのです。


また、実際の企業や店舗は、建物の大きさによって企業の規模を感じさせる部分もありますが、ホームページの場合は、遠くはなれて全体の規模を見ることはないので、ページ数が多いほうが企業規模が大きく見えるという発想はあてはまりません。
ページ数はそれほど多くなくても、きちんとしたページ構成でデザイン的にも上手くまとめられていてそれなりのクオリティがあれば企業の規模は大きく見えるものです。


サイトの目的を明確にし、その目的を達成するために必要な機能を具体化し、その機能をクリアするためのページ構成を考えて、その構成や企業規模に見合った最適なクオリティのデザインを施しサイトを作り上げることが成功のための第一歩なのです。

 
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