お客様からの問合せで多いのが、データベースを開発した場合の概算金額である。

確かに開発費がどのくらいかかるかは、データベースを開発するかどうか判断するにも非常に重要だと思う。

しかし、いくら概算でといわれても、業務の内容やどのように使うかかなどある程度全体像が把握できないとデータベースの構成もイメージすることが出来ないので、金額を出すことは出来ない。

「経験」と「勘」で金額を言ったところで、詳細に話を聞いて見積もりした段階で相当な金額のずれが生じることもあり、何の意味もないことになる。

データベースの開発に際して、原価といえるのはSEやPGの人件費であり、開発期間がどの程度かかるかというのが金額を出す際にひとつの目安となる。

したがって、出来上がったデータベースが仮に同じだとしても、クライアントの準備もよく1ヶ月で完成する場合と、未決定部分や作り直しが多く2ヶ月も3ヶ月もかかるような場合では金額は異なってしまう。

つまり、概算見積もりは未知な部分が多いほど、リスク回避のために開発期間を長めに想定する必要があり、その分金額が高くなるので出来るだけ考えをまとめて依頼したほうが安い金額が出てくることになる。

そこで、概算見積もりを依頼する際には、以下の項目について分かる範囲でいいのでまとめてからにすべきである。

1.会社の業務内容全般
2.どんなデータで現状どのように管理(既存DBの有無等)しているか
3.管理するデータ数(たとえば顧客数)の現状と将来的なMAXの想定数
4.データの入力、閲覧はそれぞれ何名ぐらいの方がどこから行うのか
5.入力・閲覧等の制限等セキュリティについての条件(要望)
6.社内のネットワークだけで使用するのか、外部からも使用するのか
7.インターネットで公開する必要があるか

これらの項目を伝えれば、ある程度の金額を出すことは出来るし、出せない会社は余程慎重か経験が無い可能性もあり、概算を知るという意味では敬遠したほうがいいかもしれない。

ちなみに、私の会社では、Accessによるデータベース構築の専門サイト(Access-db.com)を運営しており、その中にAccessによるデータベース構築価格目安があるので参考にしてほしい。