迷惑メール対策
■迷惑メール対策(その2)
前回は、迷惑メール少なくする方法について説明しましたが、今回は送られてきた迷惑メールをどのように処理するかについて考えてみたいと思います。
まず、お使いのプロバイダーで迷惑メールを処理するサービスを提供していないかをチェックしましょう。かなりの精度で迷惑メールをチェックしてくれるプロバイダーもあるようです。
次にそれでも送られてきた迷惑メールをどうするかということになりますがその前に迷惑メールの特徴を説明しておきます。
メールには、ヘッダーの部分に通常Content-Typeという項目があり、どのような形式(構造)のメールであるかが判別できるようになっています。
添付ファイルのないテキストだけのメールはこの部分がtext/plainとなっていますし、HTML形式のメールはtext/htmlで、テキスト形式で添付ファイルが付いている場合はmultipart/mixedになっています。
それに対して迷惑メールは、受信者のメーラーがテキスト形式だけしか表示しないような設定になっている時はテキスト形式、そうでない時はHTML形式で表示が可能なmultipart/alternativeとなっている場合が多いのが特徴です。
multipart/relatedとなっていれば複数のパートが混在して関連しているということで、通常はこうした構造のメールは送信しませんから、送信元が知り合いでなければほぼ迷惑メールと考えてよいでしょう。
このように、メールの形式(構造)によってある程度迷惑メールかどうかを判別することが可能です。
メールの形式(構造)は他にも沢山ありますので、一度調べてみるのもいいでしょう。
次に、文字識別コードから判別する方法です。
迷惑メールで多いのが、中国や韓国、そして英語のメールです。
これらもヘッダーのContent-Typeのところにある文字識別コードを確認して、日本語であれば(iso-2022-jp)となっていますので、それ以外の文字コードであれば迷惑メールの可能性が高くなります。
文字識別コードは、おもに次のようなものがあります。
- 英語 → us-ascii
- 中国語(簡体字) → gb2312
- 中国語(繁体字) → big5
- 韓国 → iso-2022-kr
これらの言語でメールが届く心当たりがなければ、ほぼ迷惑メールと考えていいでしょう。文字識別コードもこれ以外に沢山ありますので、iso-2022-jp以外は要注意です。
つまり、メールの形式(構造)がtext/plainで、文字識別コードがiso-2022-jp以外のものは迷惑メールの可能性が高いということになるのです。
さて、これで迷惑メールの特徴が分かりましたので、メールの本文をいちいちプレビューして確認しなくても削除することが出来るようになったはずです。
削除は、Outlook等のメーラーで受信したものを削除しても、メールサーバーにコピーを置くという設定にしているとサーバーには迷惑メールが残っています。
そのメールアドレスが自分専用で他にそのメールアドレスを受信する人がいなければそれでも問題ありませんが、複数の人が受信するメールアドレスの場合は、メールサーバー(POP3サーバー)から削除すべきでしょう。
そのためには、専用のソフトウェアを利用すると簡単です。
Vector等で、"迷惑メール"、"削除"、"スパム"等のキーワードで検索するといくつかソフトウェアが出てきますが、弊社でも迷惑メール削除無料ソフトウェアBitDelete(ビットデリート)を無料で配布しています。
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